OVERVIEW
島根県の離島・海士町で進むDXプロジェクト。
そのはじまりは「新しい挑戦を続けるために、まず今ある業務を軽くしなければならない」という切実な課題意識がありました。役場の中に残る紙業務や複雑な事務フローを見直しながら、外部支援で終わらない仕組みをどうつくるか。海士町では、今地域の中で人を育て、デジタル化を回していく挑戦が進んでいます。
このプロジェクトの先に何を描いているのか。
リクライブ編集長 二宮との対談を通して、その始まりからビジョンまでお話しします。
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山本純平
ワークログ株式会社 代表取締役(CEO)
1987年生まれ。2019年にワークログ創業。神奈川モデル企画や自治体DXを推進し、能登半島地震でも防災DX支援。官民連携で現場課題の解決に挑む。
最近、“カオス整備屋”を名乗り始める。 -
宇田川将也
ワークログ株式会社 プロジェクトマネージャー
1990年生まれ。東北大学卒業後、不動産管理、ECベンダー、Web開発会社を経験。2022年にワークログに入社し、神奈川県SDGsパートナー管理システム開発のPMを担当。現在は海士町に移住しDX促進に従事している。
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吉元
海士町役場職員
海士町役場で、庁内や町全体のデジタル化、町内事業者の支援を担当。現在はkintoneを活用した業務改善と、地域でDXを担う人材・体制づくりを進めている。
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二宮翔平
リクライブ編集長
リクライブ編集長。1991年福島生まれ。4,000本超の動画・Podcastを制作するインタビュアー兼コンテンツプロデューサー。
世界的にも珍しい自然と暮らしがある海士町
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二宮
今回の海士町DXのプロジェクト対談はどのような背景で決まったのでしょう?
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山本
実は、ここ2年ほど海士町のDX支援をさせていただいているんです。その中心で担当してくれているのが宇田川くんです。
海士町では、面白い仕組みや取り組みをしているので全国の市町、自治体にも参考になる部分があるのではないかと思い、プロジェクト対談として残したいと思いました。
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二宮
なるほど。今回は宇田川さんが主役ですね。
まずは、簡単な自己紹介をお願いいたします。 -
宇田川
ワークログに入社して3年ほど経ち、今は東京と海士町を行き来する生活を送っています。
海士町では、DX支援としてkintoneの導入支援をメインに担当しています。
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二宮
入社3年目ということは、もともとは違うお仕事をしていたんですか?
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宇田川
そうですね。ワークログは4社目なんですが、その前はIT開発のディレクションをしていました。実は山本さんは、私が新卒の時の直属の上司で割と長い縁なんです。そんな山本さんから偶然連絡があり、「時短社員で良いからうちで働かない?」とお誘いいただいたのがきっかけで転職しました。
もう、海士町に来て、1年半ほどになります。
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二宮
海士町に住んでいるんですか?
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宇田川
そうですね。今は海士町にいる割合が6〜7割ほどいるんですが、海士町にも、東京にも住居はあります。
普段は1ヶ月に1度海士町に行き1ヶ月ほど過ごし、東京に戻ってくる生活をしています。
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二宮
なるほど。そして今回のプロジェクトを語るうえでもう一人欠かせない方がいます。
海士町役場の吉元さんです。簡単な自己紹介をお願いいたします。 -
吉元
海士町役場の吉元です。現在は総務課と交流促進課を兼務しています。総務課では役場内や町全体のデジタル化を担当していて、交流促進課では商工や産業支援を担当しています。
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二宮
海士町出身ですか?
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吉元
そうですね。高校まで海士町で生まれ育ちました。大学からは10年ほど関東で暮らし、5年ほど前に海士町に帰ってきて海士町役場に勤めています。
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二宮
そもそも海士町ってどんな町なんですか?
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吉元
島根県の離島で、隠岐諸島の中の1つの島が1つの町になっています。自然環境が特徴的でユネスコの世界ジオパークにも認定されています。世界遺産のような形で、地質学的にも特徴があり、珍しい自然環境と暮らしがある地域です。
海士町自体は昔から地方創生では有名な地域で、20年間ほど産業振興などの先進事例と呼ばれるような様々な取り組みを行っています。
最近だと「大人の島留学」という取り組みで、2300人規模の町に20代の若者が年間200人ほど1年間の就労型滞在で来ています。
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二宮
なぜ海士町に戻ってこようと思ったんですか?
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吉元
海士町でいろいろな取り組みが動いているのを見て、楽しそうだなと思っていました。
もともと帰りたい気持ちはあったので、誰かのために働くなら自分が生まれ育った町のために働くのが一番やりがいを感じられると思い戻ってきました。
海士町DXのはじまり
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二宮
では、海士町DXのはじまりの背景を教えてください。
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吉元
私自身元々IT関連の仕事をしていて、海士町の役場の業務を見て「もう少しデジタル化できたらコミュニケーションも業務も効率化するのでは?」と感じていました。
そんな中で、山本さんとのご縁があり宇田川さんを紹介していただきました。
kintoneを使用して様々なことをやっていると聞き、海士町役場でも助かる方が多いと思い、一緒に進めていくことになりました。
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二宮
山本さんが最初に出会っているんですね。
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山本
そうですね。実は神奈川県庁の方に繋いでいただいた時に「もう少し規模の小さい市町などのDX支援がしたい」と話していたんです。その時に、ちょうど困っている人がいるということで「今度海士町一緒に行こうよ」と連絡をもらい、あまり深く考えずに「行きます」と即レスしました。その後場所を調べてみたら島根からフェリーで3時間かかり、移動で2日かかるところでした(笑)
現地で実際の課題感や、若者を取り込んでいくような取り組みの話を聞き「手伝ってくれないか」とご相談がありました。
ただ、私は長野県にいて現地に移動することは難しかったので、宇田川くんに「海士町のDXのプロジェクトあるんだけど興味ある?」と聞いたところ「あります!面白そうですね」と。
そこから、宇田川くんにつなぎました。
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二宮
宇田川さんは海士町にいくことになり、当時どう思っていましたか?
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宇田川
オファーが来た際は、kitoneを活用したDX支援をすることしか把握していませんでした。
ただ、入社して2年経たないと使えない企業人という制度を使えるタイミングと、賃貸の契約更新のタイミングが重なり、ちょうどいいと海士町に行くことにしました。
ただ、私は東京と仙台にしか住んだことがなかったので最初はかなり不安でした。コンビニがなく、信号も1つしかない、基本的に車移動。様々なものが初体験でした。でも、いざ暮らしてみると慣れていきましたね。
勤怠管理や、決済も全てが紙だった
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二宮
当時の海士町のDX状況はどんな感じでしたか?
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宇田川
Microsoftは全職員に入っていて、今後基幹システムとしてkintoneを入れて行こう、と言う状況でDXが進んでいるとは言い難い状況でした。
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二宮
吉元さんは当時どんなことを期待していましたか?
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吉元
自分ひとりで全てできるわけでもないし、kintone自体も触ったことがなかったんです。たさ、業務のいろいろな場面で使える可能性があると感じていていました。
私も他の業務があるため自分がプロジェクトを進めていくことができない状況でした。そこへkintoneに詳しい人が来てくれることになり、すごくいい形で進められるんじゃないかと思いました。
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二宮
当時、特にどこが止まっていたんでしょうか?
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吉元
役場全体の勤怠管理や決済も紙中心で、勤怠に関してはタイムカードを使っていました。そういった部分をkintoneで効率化していくことで事務の時間を少なくすることができるのではと感じていました。
Microsoft 365の導入でチャットを活用したりクラウド上でフォルダーの管理をしたりと、一度“変わる”経験ができたのは大きかったです。
おかげで、大きな抵抗もなくkintoneは受け入れてもらえました。
1年で20%進んだデジタル化
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二宮
導入のプロセスを聞いてもいいですか?
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宇田川
1年目は知り合いが誰もいない中で、吉元さんに各課に繋いでもらってヒアリングを重ねました。どんな課題かを聞き「これを紙でやっています」「古いシステムを使っています」といった部分を徐々にkintoneに置き換えていくところから始めました。
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二宮
1年以上経ってどれくらいデジタル化しましたか?
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宇田川
当初からコミュニケーションをしていた課に限定されていますが、かなり使っていただいているところもあれば、まだ、ヒアリングをして一緒に作っている段階のところもあります。
全体を100%としたら10〜20%にも届いていないほどだと思います。
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二宮
吉元さんは今の進捗状況はいかがですか?
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吉元
個人的には、人員的にも10〜20%まで来ていたらかなりいい方だと評価しています。最終的には自分たちで作れるのが理想です。今後100%kintone化をしていくとなると、どれだけの人たちが支援に入るのか、と考えた時に自分たちでも作っていかないとデジタル化を全て終わらせることができないと思っています。
ただ、いきなり「作ってみて」といってもITに興味のある人でないと動きません。
まずは「こういう形でできるんだよ」と見せてあげるのが、この1年半ほどだったと思っています。
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二宮
自走していくために、現在どんな取り組みをしているんですか?
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吉元
現場は、まだほとんどできていないのが実情です。来年度から少しずつシフトしていきたいと思っています。
一つは、平日に業務をこなしながら開発するのは難しいので、土日に合宿のような形で「1日で何か1つアプリを作ってみましょう」という機会を作れないかと考えています。希望者を集めて、集中して取り組む場を作りたいですね。
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二宮
宇田川さんとしては、どう進めるのがいいと思いますか?
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宇田川
1年間いろいろ作っていく中で、あまりにも作らなければならないことが多いし、私もずっと海士町にいられるわけではありません。なので、一人では難しいと感じました。
そこで、20代の若い島留学生の中でITに興味のある子に声をかけて、職員に近い形で関わってもらう。ノーコードなので、1〜2ヶ月しっかり教えればある程度作れるようになります。
そういった若者を増やして、願わくば海士町に定着して、就職してもらう流れができたらと思いました。
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二宮
実際にその後どうなったんですか?
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宇田川
まず、1人目が入ってくれて、その子は3ヶ月でだいぶ作れるようになり「kintoneを作るのが楽しい」と言ってくれたんです。学生だったので復学後もリモートで手伝ってくれています。今は3人の学生にいろいろ教えている状況です。なので、私を含めると4人で回している形ですね。
デジタル化できると業務が楽になる
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二宮
実際にどんなシステムができたんですか?
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宇田川
住宅管理、健診予約管理、電子決裁、ネット回線契約管理などですね。
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二宮
吉元さんからみて、その成果はどうですか?
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吉元
今挙げてもらったものは、一職員では作れないような複雑な仕組みのシステムです。その複雑な業務がデジタル化できると業務自体も楽になりますし、かなり業務が効率化になるという良い事例になると思いお願いした経緯があります。実際に導入した部署からは「業務効率が10分の1程になった」という声をもらいました。
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二宮
宇田川さんの任期が1年半ほどとのことですが、今後のビジョンはありますか?
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宇田川
私が1年半後にいなくなっても持続可能でDX化が続いていく状態を作らなければいけないと思っています。自分だけが作るんじゃなく、常に新しい人を受け入れて教育し、その人がまた後輩を育てるという循環を作りたいです
・留学生を含めた若い人や、未経験の人たちをリクルーティングして教えること。
・私のように教育できる人を島の外から呼び込む活動。
この2つを1年半進めていきながら、海士町としてアプリをどう作るかという、ルールやレギュレーションを作っていきたいと思っています。
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二宮
吉元さんはこれから先をどうみていますか?
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吉元
今、宇田川さんの下で3人が働いてくれていますが、そのような人材を増やしつつ、きちんと働ける環境を整えていきたいです。そして、その環境を海士町役場内に限らず、町全体に広げていきたいです。
実際に役場以上にデジタル化が進んでいない事業者さんも多いので、海士町全体のデジタル化に取り組めるチームを宇田川さんと共に作っていきたいと思っています。
また、1年半後も宇田川さんにこそ関わってもらえるような仕組みも考えていきたいですね。
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二宮
ちなみに宇田川さんは、1年半後も関われそうですか?
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宇田川
常駐は難しいですが、リモートの比重を増やしたりして、長く付き合っていきたいと思っています。
課題を課題と思っていない自治体が多い
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山本
おふたりの話を聞いて感じるのは、普通の自治体はここまでスムーズに進まないということです。そもそも課題を課題と思っていない自治体がとても多く、外部事業者に任せてしまうところも少なくありません。予算が続く間だけ進んで途中で止まってしまうところも多いです。
海士町は、新規事業の創出が得意で上手い町です。限られたリソースの中で新しいことに取り組むには、既存の業務の負担を減らさなければならない。そこの課題認識が強くあります。
さらに、予算が持続しないこともよくわかっているので、島留学の制度などをうまく使いながら島外の人を巻き込んでDXができるように取り組んでいる。
そこが海士町のDXプロジェクトの上手いところだと私は見ています。 -
吉元
すごいですね。海士町にいないのにすごくよくわかってくれていて。
自分たちでなんとかできる環境にしていかないとならないと思いながら動いています。
ただ実際問題、先進的な取り組みができているかというと、内部の調整にまだまだ課題があるので、そこが個人的には海士町の課題だと感じています。
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二宮
ワークログさんと関わってプロジェクトが今進んでいると思いますが、率直にどう感じていますか?
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吉元
おそらく宇田川さんが来なかったらここまでデジタル化は進んでいなかったと思います。
そして、役場外にも広めて行こうという思いにもならなかったと思うので、宇田川さんが来てくれたのでいろいろな人が関わるようになり、チームで様々なことができると感じます。
まだこれからな部分は多いですが、良い体制で始められるようになりました。
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二宮
ワークログとしては、海士町をきっかけとして思い描いているものはありますか?
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宇田川
海士町は、年間200人もの若い人が来るという特殊な環境があります。その中で、kintoneに興味を持った若者を採用し、育てていけるのは大きな価値があります。
若いうちに自治体やまちづくりに、デジタルを通して関わる人を何人も排出できるというのが、ワークログとしても大きな意味があります。
また、海士町のブランドとしても、海士町で育った人たちが全国で活躍するというのは大きなメリットになると考えています。
長期的には、そういう循環をつくっていきたいです。