ITがなければ回らない。
県のコロナ施策システムを構築
対策の方向性が定まったら、その施策を具体的に進めなければならない。それも高速に。
神奈川県では、宿泊療養、自主療養、抗原検査キット配布、感染症対策取組書など、独自に施策を打ち出していった。そして、そのほぼ全てにITが必要不可欠であった。
神奈川県は早々に、サイボウズ社が提供するローコードサービス「kintone」の導入を決定し、それを情報基盤として活用していた。
開発したシステムの概要については割愛するが、施策のほぼ全ての開発に携わり、企画・要件整理・設計・開発・運用・マニュアル作成など、全工程を必死に処理していった。
- 感染防止対策取組書
- 発熱等診療予約システム
- 自主療養届出システム
- 転院調整支援システム
その他、ドキュメント類は僕以外の職員さん作成できるようテンプレート化し、業務フロー図の作成支援なども行った。
神奈川県のコロナ対策の件、動画と記事で詳しく見れます
【神奈川コロナ対策】何もしらないSierが作成した資料をきっかけに
#DX #kintone #神奈川モデル #防災DXコロナ対策に携わる3年間で
僕が得たもの
あっという間に3年が過ぎ、飲み会も開催される程日常生活に戻りつつあった。
神奈川県在住の僕が、神奈川県庁から呼ばれないという選択は時もあったが、これだけ頑張れたのは明確な理由がある。
僕は25歳までフリーターで、ワークログを設立するまでは3社経験がある。不動産から始まり、人材紹介、コンサル、ITと業界を転々とし、客観的に見ればジョブホッパーと言われる存在だった。
そんな僕が、「神奈川県」というある意味県内からも認知されている大企業から、しかもコロナ対策という命に関わる重要なミッションに携われるなんて、大変名誉なことだ。
今まで日陰を歩いていたのが、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ、胸を張って太陽の下を歩いても良いのかな、そう思えるようになった。
神奈川県にはそう思える感じながら、この経験を次にどう活かすべきか、そう考えていった時に事件が起きた。