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山本純平の思考のメモ。

【図ットモ #27】ホラーって克服できるの?【ホラー苦手な人にどうやってホラー見せる?】

2026.03.30

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どうでもいい話題も、図にすればなぜか深く見えてくる。

この番組は頭の体操、時々悪ノリ。
見えるようで見えない構造をスッキリ整理する、そんな図解系ラジオです。


突然ですが、皆様ホラーは好きですか?

きっかけは「同居人が怖がりだが、友人みんなでホラー映画をみられるようにするにはどうしたらいいですか?」というお便り。

そもそも、ホラーを見せたいってどこをゴールにするんだろう?
「これくらいまでみられる」がゴールなのか。
それとも好きになってもらうまでがゴールなのか。

今回は「ホラー苦手な人とホラーを楽しむには?」を図解していきます。

苦手な人にどうやって見てもらうか

ホラー映画が好きな人って、けっこう「これなら怖くないから」と気軽に勧めがちなんですけど、あれって苦手な側からすると、たぶん全然信用できない言葉なんですよね。

実際、今回も「怖がりの友達にホラー映画を見てもらいたい」という話が出てきて、なるほどなと思いました。みんなで盛り上がりたい気持ちはわかる。でも、苦手な人にとっては“みんなで楽しい”の前に、“まず無理”がある。

そこで考えたのは、そもそもゴールをどこに置くか、ということでした。
「少し怖いものでも見られるようになる」ことがゴールなのか、最終的に本格的なホラーまでいけるようになることがゴールなのか。ここが曖昧だと、勧める側と勧められる側で、たぶんずっとズレたままなんですよね。

ホラーにもいろんな怖さがある



ホラーって、ひとまとめにされがちなんですけど、実際は怖さの種類がかなり違うと思っています。
いきなり大きい音や演出で驚かせてくるもの。
血や内臓みたいな、視覚的にきついもの。
それから、幽霊や呪いみたいに、見終わったあともじわじわ残るもの。

この3つって、同じ“怖い”でもだいぶ性質が違うんですよね。
びっくり系が苦手な人もいれば、血は平気だけど心霊ものは無理という人もいる。だから「ホラーが苦手」と言っても、実は何がダメなのかは人によって違う。

そう考えると、いきなり本格的なホラー映画に連れていくんじゃなくて、まずはその人がどの怖さに弱いのかを見極める方が大事なんだと思いました。

克服するなら作品にも環境にも段階がいる



本当にホラーを見られるようになりたいなら、やっぱり段階を踏むしかないと思います。

最初は、アニメとか漫画みたいな、ちょっとやわらかい入口から入る。
そこから、アニメや漫画の実写版とか、コメディ要素のあるゾンビものみたいな、少しだけホラーに触れられる作品に進む。
その先で、グロテスクな描写があるものや、デスゲーム系みたいな刺激の強いものへ進んでいく。
最後に、心霊や呪いのような、精神的に残るタイプのホラーにたどり着く。

たぶん、こういう順番なんじゃないかと思うんです。



でも、話していて気づいたのは、作品そのものだけじゃなくて、見る環境もかなり大きいということでした。

同じ映画でも、昼に明るい部屋で何人かと一緒に見るのと、夜に一人で暗い部屋でヘッドホンをつけて見るのとでは、怖さが全然違う。
だから、ホラー克服って「何を見るか」と「どう見るか」の二軸で考えた方がいい。

最初は、明るい部屋で、音量も小さめで、昼に、誰かと一緒に見る。
そこから少しずつ、暗くする、音を上げる、夜にする、人数を減らす。
そうやって段階を踏んでいけば、意外と見られる範囲は広がっていくのかもしれません。

無理に見なくていいと思う




ここまでいろいろ考えておいてなんですけど、最後にいちばんしっくりきた結論は、別に無理してホラーを克服しなくてもいいんじゃないか、ということでした。

もちろん、同じ映画を一緒に楽しめたらうれしい。
でも、苦手なものを我慢してまで合わせる必要はないと思うんです。

好きな人は好きな人で楽しめばいいし、苦手な人は苦手なままでいい。
そのうえで、「ちょっと試してみようかな」と思えたときだけ、やわらかいところから入っていけばいい。

克服すること自体が目的になると、たぶんしんどい。
それよりも、一緒に映画を楽しめることの方が大事なんじゃないかと思います。

だから結局は、好きな映画を、好きな人と、気持ちよく楽しめるのがいちばんいい。
ホラー映画も、その延長線上にあるくらいでちょうどいいんじゃないでしょうか。

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