OVERVIEW
2020年5月、神奈川県庁様の新型コロナウイルス感染症対策本部において、「感染防止対策取組書・LINEコロナお知らせシステム」の開発を行い、弊社ワークログも民間企業として支援させて頂きました。
本システムは、サイボウズ社が提供する「kintone」と、トヨクモ社が提供する「フォームブリッジ」「kMailer」「kViewer」「プリントクリエイター」から構成されており、全体設計および開発を弊社が担当致しました。開発に至る背景や、陽性者が増える中で早急にリリースしなければならなかった当時の状況など、システム開発に関わるお話を聞いてみました。
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塩坂圭
ピオン洋菓子店
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山本純平
ワークログ株式会社 代表取締役(CEO)
1987年生まれ。2019年にワークログ創業。神奈川モデル企画や自治体DXを推進し、能登半島地震でも防災DX支援。官民連携で現場課題の解決に挑む。
最近、“カオス整備屋”を名乗り始める。
クラウドサービスを活用した
ケーキ予約管理システムで洋菓子店の
多店舗展開を支援!
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山本
主な業務内容をお聞かせいただけますか?
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塩坂
大倉山駅にあるピオン洋菓子店を経営しています。
1989年に父が大倉山にお店を創り、いまでは親子で経営を行っています。
契約農家さんからイチゴ・メロン・キウイ等、旬な果物を取り寄せ、地元に愛されるケーキ屋さんを目指しています。
2020年には2店舗目となる「カフェ・ド・ピオン」をオープンし、新たにカフェをスタートさせました。
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山本
今回のシステム開発を通じて解決したい課題は何でしょうか?
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塩坂
元々個店でしたし、父もITには詳しくないため、ケーキの予約・発注・在庫管理など、長年アナログな運用が続いていました。
課題に感じながらも、慣れてしまうと色々言い訳をして後回しにしてしまうんですよね。
ただ、2店舗目をオープンするにあたり、カフェの方でもケーキの予約を受け付けると、予約台帳を本店までわざわざ持ってくる必要がありました。
当然、予約状況をリアルタイムには把握できないし、紛失の恐れもあったことから、いい加減システム管理をするか、と重い腰をあげました。
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山本
開発に際して苦労した点はなんでしょうか?
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塩坂
そもそも、選択肢がほとんどないんですよ。
既存サービスなんて調べても2,3件しか出てこないし、どれも少し物足りなかったんですよね。
とはいえ、開発に数百万かけられるわけではないし、簡易的なツールがないかなと考えていました。
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山本
どのように開発を進めたのですか?
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塩坂
山本さんに相談したところ、クラウドサービスを利用したら安く済むんじゃないかと提案がありました。
ノンプログラミングで業務アプリを作成できるし、軽微な内容であればカスタマイズも可能であり、ピオンに合わせたツールを作れると思いました。
あとは正直LINEで数回やり取りをしただけですね。数週間でプロトタイプが出来上がっていたので、正直驚きました。
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山本
システムのリリース後、実際にどのように使われておりますか
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塩坂
ITに不慣れな社員も多いので、最初は戸惑うこともありましたが、すぐに使いこなすことができました。
特に若い子はこういうサービスの利用には慣れているようで、特に抵抗はなかったようです。
それだけでなく、必須項目を入力しないとデータを登録できないので、”確認漏れ”がなくなったことも大きな成果です。
うちはアルバイトの子も多いので、どうしても確認漏れが定期的にあったのですが、システム上で制御することでミスが圧倒的に減りました。
これは期待していなかった効果でしたが、ほんと早く導入すればよかったですよね。
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山本
今回のプロジェクトを通じて、ワークログの良かった点・今後期待する点などを教えてください。
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塩坂
コミュニケーションが楽すぎました笑
一般的には“要件定義”と呼ばれるのでしょうか、その工程がほとんどなかったように感じます。
いまの運用や予約台帳の写真を送って数回やり取りしただけで動くものが出てきたので、あとは言葉の指摘やちょっとした変更を加えただけですぐにリリースできました。
とても使いやすく便利なので、ぜひ他のケーキ屋さんでも使ってほしいですね!